ブランド戦略は価値を最大化すること

商品・サービスの購入者(買い手)は、売り手が提供する商品、サービスを通して、何らかの価値を手に入れます。一方、買い手は売り手に対して、お金を通して、信頼・信用という価値を支払います。
それは B to B であれ B to C であっても同じです。売り手側が提供する価値を買い手側が大きいと感じれば感じるほど、高い価格で取引されます。この二者間の価値交換は第三者の意見を参考にすることはあっても、あくまで買い手と売り手のニ者間の納得のもとに成立します。

ところで買い手側が、商品・サービスを購入するのは、いまかかえている問題を解決したいという「問題解決」の動機と、いま特に問題をかかえてはいないが、例えばもっと幸せになりたい、あるいはなんとなく気持ち良くなりたいという「もっと・なんとなく」の動機に分類できます。
レストランで例えると、おなかがすいたので食事をしたい、というのが前者、もっと美味しい何かを食べたい、居心地のいい空間でなんとなく幸せなひと時を過ごしたいというのが後者。旅行で例えるなら、出張にいくのでどうしても移動しなければならないというのが前者、美しい自然の中に旅行をしてなんとなく幸せな気分になりたいというのが後者です。

ブランド戦略の目的は、自社の商品やサービスを通して、お客様のどんな期待に応える価値を提供するのかを明確にし、それをさらに磨き、正しく伝えることで、その価値を必要とする真のファンを増やし続けることにあるのです。